2008年05月16日

四川省大地震

大学で中国語を履修したことがある。「これからは中国の時代だ!」と意気込んだのは前期だけで、後期は発音の難しさから得点は下降気味になり、単位は取れたもののあまり良い成績ではなかった。それでも、漢字圏に住む我々日本人にはとっつきやすい外国語の1つであろう。もう少しあの時に勉強しておけばよかったと後悔するほど、今年は中国関連報道が多い。

今年ほど中国が多く日本国内で話題になることはこれまでなかった。毒ギョーザ事件から始まり、チベット問題、聖火リレーでは、「どうみても 聖火障害物リレー(毎日新聞『万能川柳』より)」と詠まれるほど、中国関係者vsチベット関係者の激しい画が世界各地で見られた。上野動物園ではパンダが死に、胡錦涛主席が来日して日中の懸案事項に積極的に触れることなく帰国した。

未曾有の大地震はその直後に起きた。

四川省大地震では死者が5万人に迫る勢いだという。被災者の多くが山間部にある老朽化した建物の下敷きとなってしまっている。中国当局は軍や警察部隊を投入して全力で救助に当たっているが、難航している模様だ。人間の体力の限界である「72時間」を過ぎてしまったが、それでも胡錦涛主席自ら現地入りして陣頭指揮を執っている。

拒んでいた国際救援部隊の受け入れも始めた。その第一陣が日本の国際救援部隊だ。続いてロシアやシンガポール、韓国の救助隊も現地入りする予定だ。日本の救援部隊は地震時の救援活動実績がある。最新鋭の機材では、二酸化酸素の量を感知してがれきの下の生存者を見つけることもできる。

中国国内では「いてもたってもいられない」とボランティアが動き始めた。ネットでの呼びかけで現地の大学生らが救助活動をしているという。日系企業もいち早く義援金を寄付、中国国内では日本に対する考え方が変わってきているという。

ミャンマーのサイクロン被災者は150万人に上るが、軍事政権は国際社会の援助を拒み続けている。それに対して中国は、積極的に支援を受け入れる体制になっているといって良いだろう。オリンピック開催国というのは決して経済力を誇示するだけのものではない。中国を世界に大きく開放するということは、こうした緊急事態にどうやって国際社会が連携しあうかにかかっている。人間というのは緊急時の英断こそが大事なのである。

救助を待っている人たちが助け出され、生活の安定が保証されたときに、北京五輪が心おきなく開催されることを期待したい。今年の聖火リレー報道でよく目にした中国語があった。「がんばれ!」という言葉である。

中国的各位、加油!


☆ 愚公山を移す(中国のことわざ「努めて怠らなければ大事は必ず成就する」)

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★ 四川大地震(産経新聞)
★ 四川大地震(朝日新聞)
★ 中国・四川大地震(毎日新聞)
★ 四川省大地震(読売新聞)
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2008年04月13日

ブログを書く人の気持ち

以前このブログにコメントを頂いた、時事通信社の湯川鶴章さんのブログで「(記者という)こんなに面白い仕事で給料までもらっていいのか」と書いてあった。記者という仕事は朝早く、時には深夜まで、体力資本で大変ではないかと漠然と思っていた。

でもブログを書いていて、ちょっとその気持ちが分かるような気がするときがある。経験を基にブログを書くときだ。書いていて楽しいし、文章にも迫力がある気がする。経験で綴っているので、他者には真似ができないという点でもちょっとした優越感に浸れる。なるほど、記者の仕事というのは取材して話を聞いたり体験したりすることで、他者と差別化が図れるのだ。

体験しているから嘘がない。新聞や本といった紙メディアが概ね信頼できるのは、その部分において、言い放しで無責任部分が垣間見えるネットと差別化が図れるところだ。

しかし報道各社にもブログにも残念ながら誤報や虚報が存在する。これを排除するためには、書き手のモラルはもちろん、読み手のモラルをも意識して書かなくてはならないことであろう。真摯な姿勢が文章には表れる。それがなされたとき、産経新聞社の猪谷さんのいう「小さくガッツポーズ」は、書き手のみならず、読み手にもそうさせるはずだ。


☆ 退屈なテーマなど無い。退屈な物書きがいるだけだ(H.L.Mencken)

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★ 湯川鶴章のIT潮流 ネットは新聞を殺すのか「おわりに」
★ 【勿忘草】記者とブロガーの境界(iza・08/4/13)

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2008年04月07日

ピッキング被害が激減

父が会社に出勤すると、鍵穴に何やら異物が入っていた。いたずらされたと思い、とりあえずカギ屋に連絡した。業者が数十分後に来て開けてくれたが、社内に入ってみると中は荒らされていた。泥棒に入られたのだ。

無くなった物を調べると、通帳や印鑑、カメラ、そして100枚ほどの宝くじなど。慌てて銀行に連絡すると一部は引き出されていた。全額を引き出すと怪しまれるから少し残しておくのが手口なのだそうだ。鍵穴に異物が入っていたのも、事件の発覚を遅らせるための手口であり、ピッキングという言葉が世間に広がり始める前の窃盗事件だった。

以前住んでいたアパートに若い警察官が来て、防犯カードの記入をお願いされたことがある。その時ピッキング被害について聞いてみると、「野郎らは見張り役と実行役に別れて、ものの10秒ほどで開けてしまうんです。我々もやってみたんですが、1分くらいで開けることができるんですよね。ですからピッキングに強いカギをつけた方がいいです」とのことだった。

2000年に全国で3万件を超えたピッキング被害も、昨年は700件程度になった。ピッキングに使う特殊な工具を持ち歩いているだけで摘発の対象になる、いわゆる「ピッキング防止法」や、カギメーカーが防犯性の高い製品を開発したことが奏功したようだ。それでも、古典的な窓破りの手口は無くなることはないようなので注意が必要だ。

くだんの父の会社の話。刑事が父に言ったそうである。「もしかすると、宝くじが一番の被害かもしれませんね」。


☆ 成功の鍵については知らないが、失敗の鍵は全ての人を喜ばそうとすることである。(Bill Cosby、コメディアン)

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★ ピッキング被害が激減、ピーク時の40分の1に(読売新聞・08/4/7)

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2008年04月03日

振り込め詐欺 早大生逮捕

大学という空間は面白いもので、無駄な時間をいかに有意義に使うかでその大学生活がかかっているといっても良い。

大学の研究に没頭する者、サークル、アルバイト、各種試験に時間を費やす者などさまざまな選択肢があり、自由がある。多くの学生が集えばそれだけ多くの情報を得ることもでき、生涯の友人を捕まえることもできる。

しかし無駄な時間を犯罪にさいているとしたら言語道断である。大きな組織には必ずアウトサイダーがいるとはいえ、こうした報道は虚しい限りである。

振り込め詐欺で10億円を荒稼ぎしていた早稲田大学社会科学部4年生の男子学生(22)ら2人が、詐欺の疑いなどで警視庁・埼玉県警などに逮捕された。他人名義の口座や携帯電話を駆使し、無職の女性に「事故を起こした。公にできないので金が必要」などと言って500万円をだまし取った。

早大に限ったことではないが、大学生の犯罪が増えている。最高学府であるはずの大学に通う者が、その誇りを感じることなく犯罪に手を染める。平成バブルのころ、「大学はアミューズメントパーク化している」との批判があった。遊んでいても卒業できるところに価値はあるのか、という具合である。

ただ、大人から見れば遊びでも、無駄な時間が有意義な事柄に繋がることも少なくない。想像力と行動力を伴う事で、高校や中学ではできないことができるのが大学という場所である。それには条件が1つある。大人であると自覚することである。


☆ 大学は知識の宝庫だ。 新入生が少しだけ持ち込み、卒業生が全然持ち出さないから(L.ローウェル)

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★ 振り込め詐欺10億円超詐欺か 早大生ら3人を逮捕(時事通信・08/4/3)

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2008年04月02日

札幌の時効成立殺人 民事で元容疑者に賠償命令

90年に札幌市内で信用金庫に勤めていた女性職員(当時24)が殺害された事件は、05年の12月に時効が成立した。容疑者の男は行方不明のままである。その男に対する損害賠償を求めた訴訟判決が札幌地裁であり、男による殺人を認定、約7,500万円を遺族に支払うよう命じる判決があった。

男は現在も逃走中であり、被告不在のまま裁判は進み結審した。これにより、男が公の場に出てくるようなことがあれば、損害賠償責任を負う。被害者の母は「せめて公的に男の犯罪を認めてもらいたい」と民事訴訟に踏み切った。この判決により、何の落ち度もない被害者の無念、そして遺族の悲しみが少しでも和らげばいい。

重大事件が時効を迎える事が多くなり、時効の存在意義について議論がなされることが多くなった。時効の存在根拠としては、長期捜査が納税者の負担になる、長期逃亡が社会制裁の1つである、100年前の事件を捜査することによる証拠の散逸、などとなっている。

しかし捜査機関が容疑者特定に至らずに時効を迎えた事件ではなく、容疑者が確定している事案に対しての公訴時効成立というのは無くしてもよいのではないだろうか。そもそも手配された者が無実を訴えて公の場に出てくることがこれまでにはないと思われる。クロだから逃げている。そんな人間を時効成立のために社会に野放しにしておくのは恐ろしいことである。

逃げている男も、生きている心地のしない毎日を送っているはずである。時効の壁を取り払って、刑務所の壁の内側に収めなければ、良心を持って生きている人たちの正義が揺らいでしまうことになるだろう。


☆ 人にいいことをしなかったのは、悪いことをしたと同じだ。(黒澤明)

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★ 札幌信金職員殺害:時効の男、7500万円賠償命令 民事も加害認定−−地裁判決(毎日新聞・08/3/31)
★ 「犯人は明らか、賠償を」時効の元容疑者に遺族 札幌市の信金職員殺害事件(イザ・08/2/25)
★ 15年、時効成立(本ブログ・05/12/19)
★ バレンタインデーに時効成立(本ブログ・07/2/14)

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2008年04月01日

東京湾岸署が開署 東京・お台場地区など管轄

東京・お台場地区を若いころ車で通ったことがあるが、船の科学館以外何もない殺風景な場所であった。都市開発というのはすごいもので、その数年後にあっという間にお台場エリアとして観光名所となった。

その頃、東京水上警察署の前を通りかかった。古い建物で趣がある。東京湾に面しているこの警察署は陸上の事件事故のみならず、東京湾の水上・河川の一部をも管轄する警察であり、警察署という呼称を用いたのは東京・警視庁管内で最初の署であった。

東京水上署の特殊な仕事としては水上死体の収容というものがあり、年間100体を超える。もう一つの特徴としては都区内で唯一、管轄区域が複数の区にまたがっているというものだった。大田区・品川区・港区・江東区と、水上地区を管轄する水上署ならでは。

近年、いわゆるお台場地区の人口急増に伴い、複数の警察署で管轄してきたこのエリアをまとめて管轄すべく、東京湾岸警察署の開署となった。署員数は370人で中規模署としてスタートである。ちなみに大きな繁華街を管轄する新宿・渋谷・池袋などの警察署は600人以上の大所帯である。同署の開署に伴い、東京水上警察署はその歴史に幕を閉じる。

中規模署といっても、東京築地市場の移転予定地区である豊洲、東京五輪の誘致予定であるこの地区を管轄するとなれば、その責務は大きい。署の庁舎自体が観光スポットとなりつつあるようで、署員の方々もその士気が高まることだろう。


☆ ぼくには空を飛ぶちからも十万馬力もない。あるのは戦う勇気だけだ(鉄腕アトム)

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★ 織田裕二さんが祝電! 湾岸署が業務スタート(産経新聞・08/3/31)
★ 東京湾岸警察署ホームページ
★ 「湾岸署」誕生へ(本ブログ・07/6/29)

【絶版】レイズ 1/43 クラウン パトカー 3台セット (警視庁/愛知県警/神奈川県警)
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2008年03月30日

別れの季節

「サヨナラ」という言葉がアメリカでメジャーになった理由の1つに、日本人メジャーリーガーの活躍がある。「サヨナラホームラン」の時に、現地の実況が「SAYONARA!」という事が珍しくなくなった。それと「サヨナラ」という語感がきれいに聞こえるのだという。

しかし実際に日本人が「さよなら」ということは少ない。人と別れるときは「じゃあね」「またね」「バイバイ」「お疲れ様でした」などが相場だ。「さよなら」というと永遠の別れを連想させる。昨年のこの時期は祖母と永遠の別れをすることになった。晩年は寝たきりで人の判別ができなくなっていたおばあちゃん。

春というのは新しいことに挑戦できるいい季節であるが、人と別れるのにも適している。悲しい出来事はまとめてこの時期に起きたほうがいいと思うくらいである。気温が穏やかになり、桜やチューリップが町を彩ることで気が紛れる。時には困難と対峙し勝負をしなくてはならないときもあるから、一年に一回くらいは桜の花びらに身を任せていたい。

そして新緑の季節が来れば、自分も新しく芽吹くような気がする。日本には四季があってよかったと感じる今日この頃である。



☆ おとなって、かわいそうだね。自分より大きなものがいないもの 。(ドラえもん)

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★ ドラえもん 卒業 わかれ の検索結果(YouTube)
★ 惜別(本ブログ・04/9/26)
 
GRIPS グリップスFOG SHOULDER BAG
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2008年03月29日

スパムブログが4割 ニフティ調査

ニフティによると、日本のブログのうちの4割がその内容に意味のない「スパムブログ」だという調査結果を発表した。アフェリエイトサイトやアダルトなどのサイトに誘導すべく、自動的に更新されるという。

実際、このブログに最近トラックバックされたサイトを見た。すると、単にあるキーワードに関するブログを集めた内容を引用してあるだけで、そのブログ管理者のコメントは一言もないものがあった。周りにはアフェリエイトがこれ見よがしに貼ってある。こんなサイトにトラックバックされても仕方ないので、削除した。

スパムトラックバックは最近のことであり、以前までは似たような内容について書かれているブログも多かった。しかし正確に言えば、トラックバックというのは「あなたのブログに書かれていることを参考にしてこちらも記事を書きましたよ」という連絡を送るものであり、そうした純粋なトラックバックはもはや無くなってしまっている。

こちらもトラックバックすることがある。もちろん、上記の掟に従ってトラックバックさせてもらっている。ブログの特徴はコメントができることであり、更新を他者に知らせることができることであり、リンクが容易に貼れることであり、トラックバックできることである。

前のエントリで「日本語で書かれたブログは世界一多い」と書いたが、純粋なブログはそう多くはないことに愕然とする。そして、何かに特化した良質なブログを探すのは非常に難しいことだ。読みたい本を探すよりも簡単なネット検索であるが、本のように責任を持って書かれたものを期待するのはやはり無理があるのだろうか。

本ブログは検索によって来られる方が多い。悪質なサイトに対するささやかな抵抗として、ここのブログではそうした「偶然来られたお客様」にも満足していただけるべく、続けていこうと思う。


☆ この世で人を疲れ果てさせるものは、自分を偽る心です。(アン・リンドバーグ)

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★ 日本のブログの4割は「スパム」 ニフティが調査(朝日新聞・08/3/26)

Office Standard 2007★アップグレード版★新品未開封
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2008年03月28日

勝ち組と負け組

友人が言った。「最近、体の調子が悪いから病院に行こうと思って。何かの病気だと診断されたら安心じゃない?」。いや、健康だと診断された方がいいに決まっている。

何かに分類され、その中に収まっていたほうが安心であるということがあるが、奇妙な枠にとどまることが安心できるという空気に時々遭遇する。例えば「負け組」という言葉がその一例だ。

収入やその社会的地位が低いと自覚すると、「わたし負け組だから」と言う。負けという消極的な言葉を使うことで、自分を区別しある種安心する心の拠り所を作るのであろう。しかし一方で「勝ち組」の人は自らをそうは呼ばない。「負け組」と称する人は少々ずるい。不安定なことを認めながら、負けていることに誇りすら感じる勢いなのだ。

そもそも、そうした人たちが何をもって勝ち負けを決めているのかは分からないが、いつの間にか広がっている拝金主義もその一因を担っているのかもしれない。

その俗っぽい言葉である「負け組」の人にも2通りある。1つには敗北感にひたすら打ちひしがれているだけの者。そしてもう一つには、それをバネにして這い上がろうとする者である。その違いが勝ち組であり、負け組である。


☆ 成功とは基本のABCに尽きる。つまり能力(ability)、運(breaks)、そして勇気(courage)である(Charles Luckman)

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やっぱり英語をしゃべりたい!
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2008年03月27日

好きだったお天気お姉さん

昭和の頃の天気予報は今のようなCGを駆使したものではなく、手作りのお天気マークなどが使われることが多かった。気圧を言うときの単位も、現在の国際標準であるヘクトパスカルではなくミリバール。

かつて好きだったお天気お姉さんがいた。その当時、TBSで21時前に放送する天気予報があった。この番組が始まるときの「ポッパッパッ」という音はまだ耳に残っている。音と共に登場するのが鈴木淑子さんである。

気象予報士のいなかった時代にお天気を伝えるのは、アナウンサーや日本気象協会所属の気象解説者、あるいは鈴木さんのようなお天気キャスターであった。今でこそバラエティあふれる気象予報士の布陣だが、当時は地味だったお天気キャスターの中で、ちょっとだけ変わった存在だった。

他愛ないことであるが、予報が終わった後に「それではまた」といって、腰のあたりで”バイバイ”と手を振るのである。そんなことをするキャスターが他にはいなかったので、好んで鈴木さんの天気予報を見るようになった。鈴木さんは現在も現役で競馬番組を担当されているのだという。

鈴木さんの出ていた番組が夜だったこともあり、あの番組を思い出すと「もうすぐ寝なくちゃ」と思ったものだ。季節や時間を感じる思い出のお一人である。


☆ カメラの向こうに大好きな人がいると思いなさい。『ねえねえ聞いて。こんなことがあるのよ』という気持ちで話してごらん。うまくなくても、みなさんに伝わることばと表情になるはずだから。(吉村光夫・TBS『夕やけロンちゃん」司会、通称ロングおじさん。デビュー当時のタレント・鈴木淑子に)

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★ 「鈴木淑子」の検索結果(YouTube)

地方競馬めぐり
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2008年03月26日

よくできたYouTube動画

むかしミニカーを持っていた。パトカーや消防車、普通の乗用車。マッチボックスというシリーズだったと思うが、箱にたくさんのミニカーが入っているものだった。知らない間に母に捨てられてしまい激しく怒った記憶がある。

YouTubeの動画の中で、時々目を見張るものに遭遇することがある。こうした動画を探すのは大変だ。1つ目はミニカーを使った動画。ミニカー達がたくさん登場する動画で童心に返る。

2つ目は地下鉄駅の動画。最初は何だろうと思うが・・まずはご覧ください。


☆ 床の上で自分の子供の電気機関車をいじくって三十分を空費することのできる男は、どんな男でも実際は悪い人間ではない(シメオン・ストランスキー)

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★ ミニカーショップ アートラグラン

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★地下鉄の駅で何かが起こる!Amazing Train station


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2008年03月25日

本田美奈子. 人々の心に残る声

「私のように、たいした努力もしないで芸能活動をしている人がいる中で、彼女は本当に努力家でした」。親友だった南野陽子が本田美奈子の葬儀に際して行ったインタビューでそのように語っていた。そのあと南野は泣き崩れた。

本田は急性骨髄性白血病と診断されてから、骨折をして偶然同じ病院に搬送された作詞家の岩谷時子とICレコーダーを利用し、ボイスレターの交換をするようになった。無菌室にいる本田が外部と情報交換をする1つの手段がICレコーダーだった。多くの詞を提供した岩谷は本田の恩師である。

岩谷を「おかあさん」とボイスレターの中で呼び、身内のいない岩谷を気遣った。そして必ず本田自身が歌を吹き込んでいた。病魔と闘っているものとは思えないほど安定感のある声量。岩谷は「みなちゃん、いつもありがとう。声がよく出ているので安心しています。声は体調がよくないと出ないから」。

そんなやりとりも続き、一時は退院するほど回復した本田だったが、2005年11月6日未明に家族が見守る中、38歳の若さで帰らぬ人となった。

2004年のクリスマスコンサートの時に撮影されたもので、誰もいないステージで本田が両手を広げて天を仰いでいる写真が公表されている。舞台には歌の神様がいると信じてのことだという。

歌の使者としてこの世に送り込まれた彼女は、歌の神様によって迎えがあったのかもしれない。平和を愛し、「小さな幸せ」が口癖だった彼女は、歌の神様にとっても魅力的な存在であったに違いない。


☆ 音程が少しずれても、心を込めれば歌は人に通じます。(本田美奈子.)

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★ 本田美奈子.が最期に遺した歌が配信リリース(BARKS・08/3/24)
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2008年03月24日

土浦の8人殺傷事件、なぜ県警は防げなかった

金川真大容疑者(24)は警戒していた茨城県警土浦署員の前を素通りしていた。土浦市のJR荒川沖駅周辺で起きた8人殺傷事件で、警察は殺人容疑で指名手配をしていた金川容疑者の犯行を許す形となった。

「早く捕まえてごらん」という本人からの110番通報を受けた県警は、携帯からの発信記録から、つくばエクスプレスの各駅に捜査員を配置し警戒していた。事件が起きた荒川沖駅周辺にも8人の私服警官を配置したが、変装した容疑者は堂々と警官の目前を素通りした。

その直後、惨劇が始まった。改札付近にいた巡査が突然頭部を切られ、近くにいた別の巡査に事件の発生を伝えた。この瞬間に容疑者は逃走、被害者を次々と出す結果となった。

この茨城県警の警戒態勢がおかしい。防刃チョッキを着けて臨んだ体制であったが、全員が無線機を所持しておらず、携帯電話で個別に連絡することとなった。けが人の救助に追われた捜査員は容疑者を駅周辺から逃がしてしまい、県警本部に入った第一報は一般人からの110番通報だった。

この時に無線機を所持していれば、当然のことながら事件の発生は警戒中の捜査員全員に一斉に伝わることになる。殺人容疑で手配中の犯人を捕捉するのに、これでは8人の捜査員がいた意味がない。情報の伝達が一斉にできない携帯電話では、捜査員は8人ではなく1人で対処するのと同じ事である。

制服の警察官を配置しないところにも疑問を感じる。制服というだけで抑止力となりうる場合がある。少なくとも銃や警棒を装備している制服警察官であれば、突然の惨劇に対する被害を最小限に抑えられた可能性もある。最後に刺されて亡くなった男性の命は救えたはずだ。

容疑者は犯行後、現場から300メートル離れた無人の交番にいるところを逮捕された。容疑者を簡単に逃がしたことで、さらに被害者を増やした可能性も否定できない。県警は170人の体制で警戒していたというが、本当は荒川沖駅に配置されていた8人の捜査員だけで逮捕できた事案であった。警官の目の前で一般のかたが犠牲になったことを茨城県警は重く受け止めなければならない。


★ 金川容疑者、張り込み警官の目前を素通り(読売新聞・08/3/24)
★ 死亡の被害者は首をひと突き 明確な殺意「たまたま見かけたので刺した」、土浦市の8人殺傷事件(産経新聞・08/3/24)

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2008年03月23日

適応障害かもしれない

短期の派遣の仕事をしている。最初は仕事自体に不慣れなこともあり、適度な緊張感しかなかったのだが、仕事が分かってくるようになると過度なプレッシャーを感じるようになった。3ヶ月が過ぎようとしていたころ、朝食べたものを吐いてしまうという症状が現れた。職場近くで吐く場所が決まってしまう状態になった。

朝のみならず、昼も夜も少量しか食べていないのにも拘わらず戻してしまう。恐ろしくて食べ物はほとんど口にできなくなってしまった。結果、この3月だけで5キロ痩せた。しかし何も食べないわけにはいかないので、栄養剤だけ飲んで1日を過ごした。もちろん万全な体調ではなく、空腹で頭はクラクラする状態が続く。

今月いっぱいで終わりの仕事、早退したい、辞めたい、と何度思ったか分からない。しかし契約期間満了までは頑張ろうと決めた。

ところでいったい何の病気なのか調べてみると、摂食障害ではないようで、適応障害がぴったり当てはまるようである。ストレスを排除すれば比較的治るものらしいが、これが続くとうつ病やその他の疾患に繋がるかもしれないことを考えると恐ろしい。

そんな中で、同期のかたと食事をすることは唯一の楽しみであった。ほとんど会話のない職場で他愛もない話をすることが唯一のストレス発散であったようで、食べても吐かなかった。

何をストレスと感じるかはその個人個人によって異なる。もっと雑に物事を感じられればいいのにな、と思っていてもなかなかそうはいかない。この手の病気が増えている背景には、単純な人間の行動や思想が複雑な社会に適応しづらい所にある。以前、精神疾患を患っているかたと接する機会があったが、みんな純粋な人たちであった。残念ながら、純粋さを受け入れてくれるようなきれいな世の中ではない。

世の中には3通りの人がいる。健康な人、病んでいる人、健康だが性根が病んでいる人。


☆ 薬を10錠飲むよりも、心から笑った方がずっと効果があるはず。(アンネ・フランク)

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★ 適応障害(Wikipedia)

天気を知れば病気にならない!
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2008年03月18日

人々がブログを書く理由

ブログを書き始めた理由は自然の流れであることを前に書いた。それでも時々聞かれることがある。「何でブログを書くの?」。それに対する答えは簡単で、書くのが好きだからである。そもそもこの類の質問は少々妙である。

一般に、音楽活動をしている人になぜ音楽やっているかは聞かないし、絵を描く人にその質問をする人も少ない。どんな創作活動でも「嫌で嫌で仕方ないがやっている」という人は稀であろう。そうしたアーティスト達の根底にあるものは自己満足だ。頭にある感覚を形にしたいから必然的に活動することになる。あわよくば、それらの作品が人に触れられる事があれば嬉しいことであるに違いない。

しかし、この作業を続けて行くにはジレンマがある。食べていかなければならないので、1日の時間全てを自己満足に費やすことは往々にして困難であるということだ。それを仕事とすることができれば幸せかもしれないが、今度はそれらの作品が売れないと生活できないという事態に直面する。そうなると、彼らの一部は商業的成功を意識して作品制作に取りかかる。これは恐らく辛い作業に違いない。

そうしたアーティストではなくても万人に共通するものがある。例えば人に話を聞いて欲しい人がいる。話すほうは自己満足であるが、相手に理解してもらえるように話を進める。こうした行為はアーティストの根底にあるものと全く同じものだと思う。

本当に人を感動させる文や絵も音楽も、決して単なる勝手な自己満足で終わることはなく、相手に伝えたいというささやかな思いやりが作品に散りばめられているものである。


☆ いや、こちらが与えにゆくんです 。(岡本太郎・海外で個展を開く前、「今度あちらへ行かれて、何を得てこられるのでしょうか?」と尋ねられ)

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★ 岡本太郎の巨大壁画、東京・渋谷へ(朝日新聞・08/3/18)
★ 岡本太郎:「明日の神話」東京・渋谷に設置決定(毎日新聞・08/3/18)

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2008年03月16日

ブラインドタッチをどうやって覚えた?

高校の時、必修クラブで英文タイプ部に所属していた。タイプライターを使うクラブである。タイプライターに興味はなかったが、英語が好きなので英語に関係するそのクラブを選んだ。それ以前にパソコンは持っていたが、両手の人差し指で素早く打っていた。ローマ字打ちではなくカナ打ちであったゆえ、タイプライターのおかげで今のブラインドタッチがある。

タイプライターも独特の味がある。パソコンのそれに比べると少し重量感のあるキーは、感覚でいうとピアノくらいのものかもしれない。英文を打っていてチーンと音が鳴ると改行の合図だ。レバーをガッシャンと左に寄せて文字を打つ。メカニックな感じが打つことの面白さを助けた。メーカーはオリベッティ。

自宅にパソコンを持っていない人は、職場でブラインドタッチを覚えることもあるだろう。パソコンスクールもある。職場で自宅にパソコンのない人がいて、その人は東芝のルポというワープロで覚えたそうだ。古い友人曰く「大学にワープロでレポートを出す学生は羨望の眼差しで見られていた」と語る。

時代はタイプライターからワープロへ、そしてパソコンになった。パソコンをしていると必然的にアルファベットに出くわすことになる。国際標準であるローマ字打ちがお勧めなのはいうまでもないが、妹は仕事を辞める数年前までカナ打ちでやり過ごしていた。ある意味すごい。

カナ打ちといえば、ケータイのそれはメールを打つときに役立っているが、一人だけ「ポケベル方式」でやっている友人がいて驚いた。「あ」は「11」、「い」は「12」、「か」は「21」という具合である。「こっちの方が速いじゃない」と言って譲らない。

ブラインドタッチという言葉が差別的であるとし、「タッチメソッド」という言葉が誕生した記憶があるが、どこへ行ってしまったのだろう。ここは素直に英語の「タッチタイプ」を使った方がいいような気がする。

ちなみに、typewriter(タイプライター)という単語は最上部の一列だけで打つことができる。このブログをパソコンでご覧になっているかた、視線を落としてキーボードを確認してみてください。


☆ 学校で学んだことを一切忘れてしまった時に、なお残っているもの、それこそ教育だ。(アインシュタイン)

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2008年03月15日

忘れ物

これまで忘れ物で焦ったことがあるといえばライターだ。イーグルが表面に付いたジッポであったが、タクシーに乗ったときに置いてきてしまった。慌ててタクシー協会なるところに電話するも、「緑のタクシーってだけでは特定は難しいねぇ」といわれてさらに焦った。こうなったら同じライターを探すしか術はなく、専門店に行ってようやく同じものを見つけた。

テニスをした山奥に家のカギを忘れたこともある。どうしようかと悩んだが、悩んでも仕方ないので車を飛ばし、夜中に草むらをかき分けて見つけた。

さらには財布を紛失したこともある。慌てて銀行やカード会社に連絡して止めてもらったが、その直後すぐ近くで見つかった。カードがなくて不便な期間を過ごした。

職場に家のカギを置いてきたこともある。家に着く100メートル手前で気付き、電車に乗って取りに行ったが、1日に2度も会社に行くととても損をした気分になる。

うつ病だった時に大きな忘れ物をしたことがある。歩いて30分ほどの最寄り駅に原付で行って買い物をした。帰りにビニール袋を1つ持ち、なんと歩いて帰ってしまった。原付は置きっぱなし。原付の存在に気付いたのが家のドアにカギを入れたとき。キーホルダーには原付のカギも付いていた。

こう挙げてみると忘れ物が多いようであるが、他人と比べると忘れ物の類はあまりない方だと思う。忘れるというよりは準備が足りないことのほうが多い。ちなみに冒頭のライターが無くなって焦ったのは、当時付き合っていた彼女からの誕生日プレゼントだったからだ。願わくは元カノがこのブログを読んでくれていないことを。

何かもっと大きな忘れ物をしている気がするが、忘れた。


☆ 探し物は最初に探す場所にかならずある。だが、最初に探したときには見つけられない。(マーフィーの法則)

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★ 【勿忘草】紛失(Sankei Express・08/3/14)

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2008年03月14日

少年に銃向けた警官停職 

2000年、長野県諏訪署の巡査部長がミニバイクの二人乗りをしていた少年を発見、追跡し捕まえたときに「死んでみるか」と拳銃を突きつけた。巡査部長はその後、特別公務員暴行陵虐容疑で逮捕され、同日付で懲戒免職となった。このときの長野県警上層部の対応の早さには驚いた。この当時、神奈川県警から始まった“警察の不祥事”が報道されていた時期でもあり、不祥事に対して強い態度に出たものと思われた。

ところが地域住民の反応は違うものだった。巡査部長は交番勤務で地域住民のよき相談相手でもあり、勤務熱心であり地元の良き理解者だった。そのため「処分は重過ぎる」「悪いのは暴走少年のほう」と、5000人の嘆願署名が集まった。
似たような“事件“が東京で起きた。警視庁滝野川署の巡査長が、「路上でたむろしている少年がうるさい」との通報を受けて現場に行ったが、なかなか立ち去らず反抗的な少年3人に「移動しないと殺すぞ」と銃口を向けた。警視庁はこの巡査長を特別公務員暴行陵虐容疑で書類送検、1ヶ月の停職処分にした。

しかし長野の件と同様に地元住民から滝野川署に「警察官を馬鹿にしたような(少年の)行動は許せない」などといった巡査長擁護の電話やメールが200件近くあったという。

この2つの“事件”には共通点がある。発覚したのは“被害者”の少年の訴えからだった。自分たちの行為を棚上げしてわざわざ電話で警察に抗議するところには疑問を抱くが、長野や東京の少年たちも警官の言うことに従えば問題にならなかったことであり、2警官も銃を抜かなかったら“事件”にはならなかったよくある事案であっただろう。

善悪を注意できる大人が少なくなり、それをできる赤の他人は警察官だけになっているともいえる。それだけにこうした事件はなんとも歯がゆい。気が収まらない。

巡査長は「もし、あの状況に戻れるなら、相手が折れるまでとことん説得します」と反省しており、長野県警巡査部長に至っては復職しているという。


☆世の中に悪が栄えるのは、我々がノーと言う勇気を持たないためである。 (S.スマイルズ)

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★ 少年に銃抜いた警官を停職 警視庁(読売新聞・08/3/14)
★ 拳銃抜いたおまわりさんに支援メール相次ぐ(読売新聞・08/3/14)
★ 東武東上線の事故(本ブログ・07/2/22)

★ 宮元巡査部長死亡(本ブログ・07/2/12)

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2008年03月13日

都会から地方都市に行って驚いたことランキング

掲題のランキングがあり見てみた。堂々の1位は「店が閉まる時間が早い」。ちょっと小腹が空いたときに便利なコンビニも「少ない(6位)」ということで、必要なものは明るいうちに買わなくてはならない。

旅先で気をつけなくてはならないのが「公共の乗り物が不便(2位)」。電車やバスに乗り遅れると次が車でだいぶ待たなければいけない。旅の計画を立てるとき、公共の乗り物に乗ることがひとつのイベントとなる。

「虫が多い・虫が大きい(5位)」は幼いとき母の田舎で早起きし、近くの電灯にぶつかって落ちているカブトムシやクワガタを捕まえるのが楽しみだった。都内で最後にカブトムシを見たのは中学生の時。都区内では探すのはもう無理なのか。

「携帯の電波が入らないところが多い(12位)」は、都会の生活になれてしまうと、一生懸命ケータイを振ったりしても電波表示がふらつくことだけでイライラしてくる。

地方の道を走行していていいと思うことは「信号が少ない(14位)」。人や車が少ないからこれでいいのでしょう。渋滞でのストップアンドゴーがない分、空気もきれいになり燃費もよいことでしょう。実際、都内を走るよりもかなりの長距離を走ることが出来る。

「食べ物をもらえることが多い(19位)」。近所の人が取れたての野菜を豊富に持ってきてくれて、本当においしい。思えば東京で「奥さん、醤油貸して!」といったご近所づきあいも今は昔。

しかし不便さが都会にはない産物を生む。「星がきれい(3位)」「食べ物がおいしい(11位)」「水道水がおいしい(13位)」「空が広い(17位)」などをみていると、このランキングは「都会人が羨ましいランキング」も見えてくる。せわしないだけに空を見る暇もない都会の時間。気にするのは空が広くてきれいかどうかよりも、雨が降るか降らないか、その事だけなのが寂しい。


☆ 人の幸福は、大きな楽しみの問題というより、むしろささやかなものの問題なのかも知れない(F.スカイベーク)

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★ 都会から地方都市に行って驚いたことランキング(gooランキング)
★ 大都市に住んで、いつの間にか当たり前になったことランキング(gooランキング)

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2008年03月12日

「2ちゃんねるさえなければ、」

学習障害(LD)の生徒を受け入れる学校として開校した「湘南ライナス学園」の学園長、吉崎真里さんが会見をした。2ちゃんねるでの同学園に対する誹謗中傷は、生徒の就労訓練などのために運営された婦人服店をターゲットにして始まり、吉崎さんへの個人攻撃もエスカレートした。

「ネットの書き込みを読むたびに吐いた」という吉崎さん。2ちゃんねる担当係となっていた職員も半年後にうつ病になって退職、後を引き継いだ夫もノイローゼ症状を起こした。母校が中傷されたショックから自傷行為に出た卒業生もいたという。「2ちゃんねるさえなければ、と思った。ネットの怖さをもっと分かってほしい」と述べている。

ネットのない時代であれば、個人や組織への誹謗中傷といえばビラと相場が決まっていた。怪文書が町中に貼られたりまかれ、また名誉毀損などに該当すれば捜査の対象となった。しかしビラをまくにはビラを大量に刷る必要もあり、実際に町に出てまかなければいけない物理的にも経済的にも不都合が多かった。捜査対象になりアシがつきやすいのもビラだからである。

時代は変わりインターネットがその負の部分を担うこととなる。迷惑メールや脅迫メール、掲示板などのWEBサイトで物事を批判することが簡単になった。しかし読み手にとって不快な文言の羅列はなくなることがない。それどころか、第三者がそれを援護射撃する向きもある。

先日のエントリーで「ドライブスルーを走り抜ける若者」にリンクした動画。そのコメントの中には「この程度の悪ふざけで正義感を振りかざすほうがおかしい」といったコメントがあった。正義感を振りかざすことなく、PCのモニタの前でほくそ笑んでいるほうが遥かにおかしい。

匿名の行為が全て悪いとは限らない。事件への情報提供や慈善団体への寄付行為など本名を出さないからできることもある。インターネットがなかなか成熟しないのは、匿名の正義感を振りかざす事のほうが、悪意を持った匿名よりも負けているからである。しかし、これでいいのか。


☆ 私はね、自分の犯した罪を罪と思わない人間、もっとも憎みます(古畑任三郎)

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★ 「ネットの怖さ知って」ライナス学園長(産経新聞・08/3/12)
★ 「脚を見るオジサンは痴漢」(本ブログ・08/1/16)
★ ブログで生徒の悪口 都立校教員処分(07/9/1)
★ ウィニー、有罪(本ブログ・06/12/13)
★ さくらちゃんを救う会(本ブログ・06/10/10)
★ 上村愛子のブログ(本ブログ・06/8/5)
★ なんとかバンドをしている人(本ブログ・06/1/21)
★ 匿名人間が牙をむく(本ブログ・05/11/8)

マンガ泣ける2ちゃんねる「ありがとう」って言いそびれたヤツい
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